5 ・退職して実家にもどる。耳つぼダイエットに通ったときの話
仕事の退職が決まり、現実逃避のように
「実家に帰ったら何をしようか?」
そんなことばかり考えていました。
そして仕事最終日。
仕事あとにある、サービス残業会議で私の退職が伝えられました。
挨拶をして、お花をいただき
「はい!では明日の○○についてですが・・・・。」
話題はあっという間に明日のことへ。
もう私はその場に必要ない人になっていました。
主任がそっと寄ってきて言いました。
「もう帰っていいから・・・・。」
会議の邪魔にならないように、そっと会議室を出ました。
◆実家へ
2年間の間、何度も何度もホームシックになった実家へようやく帰ることが出来ました。
とにかく一番にやりたいことはせっかく5キロ減ったのにあっという間にリバウンドした5キロをなんとか元に戻したいと考えていました。
あとは一年半続いている過食嘔吐もやめたいと思っていました。
は実家にいる限りできません。
どうしようか考えたのですが、耳つぼダイエットが良いのではないかと思いました。
食欲がなくなるなら、きっと食べる量も減るだろうし過食したいとも思わなくなるのではないかと思ったのです。
地元のフリーペーパーに出ていた耳つぼダイエットのお店に電話して予約をとり意気揚々と出かけました。
◆耳つぼダイエット(私が行ったお店の場合)
これは私が耳つぼダイエットに挑戦したときの話ですが、店によって違いますし今から20年も前の話ですので昔話だと思ってください。
お店はなんだか古めかしいビルの2階の奥にありました。
薄暗くてちょっと怖い感じです。
担当してくださった女性は30代くらいのとっても細くで髪は茶髪で化粧の濃い方でした。
アンケートや体重測定、申し込み。
そしてついに耳つぼダイエットがスタート。
耳の食欲を抑えるツボに小さな小さな金属ボールのようなものを当ててシールではっておしまい。
えええ?
これでいいの?
これで食欲抑えられて痩せれるの?
半信半疑でしかも嬉しさでいっぱいの私に担当の方がいいました。
「これで、食欲がうんと減ってしまうんですね。で、食べれなくなってしまうことで体の中で栄養がなくなっています。なので当サロンではこちらの○○サプリとこちらの○○プロテイン、そして便秘解消の○○を購入して頂きます」
えええ?
耳つぼのための料金のほかにこんなに買わなきゃいけないの?
仕事を辞めてしまったためお金はあまりありません。
理由を説明サプリはいらないと言うと明らかに態度が変わって怖かったです。
しばらく通ったのですが耳つぼのシールを貼っていても過食したい衝動はやっぱり定期的にやってきたのと、私にはあまり効果がなく体重測定しても減らないので担当の人に怒られるのが嫌で通うのを辞めてしまいました。
◆余談
ちなみ数年前かよっていた整体では、鍼の先生が耳つぼのシールを無料で貼ってくれました。
もちろんサプリなんてすすめられませんでした。
腰痛で通っていたのですが上の話をしたら無料で貼ってくれました。
毎回貼ってあげるよ!と言っていただいたのですが、その後別のけがで整形外科に通院することになり、整体には通わなくなったので耳つぼシールは一回だけだったのですが探せば良心的なお店や整体でも受けることが出来ると思います。
でも私の場合貼ってもらってもおいしいものを見るとどうやら食欲の方が勝ってしまったような気がしました。
個人差があるようです。